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物忘れ対策と数独

ここでは、数独が物忘れ対策・認知症予防になるのかどうかを、科学的エビデンスを交えながら解説します。数独を掲載した雑誌は、書店やコンビニなどで「ナンプレ」の名で広く販売されています。きっと、雑誌を買って楽しんだことがある人も多いことでしょう。

物忘れ対策と数独

そもそも数独とは?

数独とは、3×3のブロックを、9×9の形で9つ配置し、一定のルールにしたがって空欄の中に順次数字を入れていく遊び。ナンプレ(ナンバープレース)という名前のほうが馴染み深いかもしれません。
古くから原型となる遊びはあったものの、現在の形で定着したのは1979年。アメリカから発信され、世界中でブームを巻き起こしました。毎年、数独の世界選手権も開催されています。

数独をやる際の注意点

「数独依存症」「数独中毒」と呼ばれる状態の人がいます。数独をやめられなくなった状態です。通勤電車の中で一生懸命数独をやっている大人を、何度か目撃したことがあるのではないでしょうか?

中には仕事が手につかなくなったり、睡眠不足に陥ったりするほど依存してしまう例もあるようです。数独は脳に良いゲームなのかもしれませんが、日常生活や健康を害してまで興じるものではありません。

物忘れ対策と数独に関連する口コミ

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物忘れ対策と数独に関連するエビデンス情報

数独を始めとしたパズルゲームについて、認知症予防や物忘れ対策に「良い」とする学説もあれば、「影響ない」とする学説もあります。それぞれの立場における代表的な学説をご紹介しましょう。

エクセター大学(イングランド)の研究

【研究方法】

認知機能が正常な50~93歳の男女19,078名を対象に、数独などのパズルを行う頻度について調査。あわせて、複数の認知機能テストを通じ、被験者それぞれの記憶力、注意力、判断力などをデータ化しました。

【結論】

1日1回以上のパズルを行う人は、そうでない人に比べ、認知機能テストの成績が良好であることが判明しました。
なお、数独などが脳の老化を防ぐことは分かったものの、アルツハイマー病という特定の病気の予防になることを示したわけではない点に注意してください。

アバディーン王立病院(スコットランド)の研究

【研究方法】

1936年に生まれて11歳で集団知能テストを受けた498名を対象に、全員が64歳になった時点で調査をスタート。以後15年、計5回にわたり記憶力と処理能力のテストを行いました。

【結論】

テストの結果、パズルを解く習慣のある被験者と、そうではない被験者との間に、パズルを理由とした認知機能の違いは見られませんでした。
なお同病院は、のちに「脳トレよりも楽器の演奏やキルトのデザイン、庭いじりなどのほうが脳の機能を助ける」との見解を発表しています。

【まとめ】みんなで集まって楽しく数独をやりましょう

数独を始めとしたパズルゲームでは、確かに脳をよく使います。認知症の予防や物忘れ対策になるかどうかは結論が出ていないようですが、少なくとも、脳に良くないということはないでしょう。

数独には、一人で黙々と楽しめる一面もある一方で、みんなで集まって楽しくできる一面もあります。物忘れ対策、認知症予防を目的に数独をやるのであれば、ぜひみんなで集まって、コミュニケーションを取りながら楽しくやるようにしましょう。