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脳トレDS

脳トレDSは物忘れ対策として効果があるのか、根拠に基づいて解説しています。

脳を鍛える大人のDSトレーニングを紹介

脳トレDSの商品画像
引用元:任天堂公式HP(https://www.nintendo.co.jp/ds/andj/)

「脳を鍛える大人のDSトレーニング」とは、ゲーム開発会社である任天堂から発売されたニンテンドーDS専用ソフト。東北大学未来科学技術共同研究センター教授である川島隆太氏が監修を行っており、簡単な計算や文章の音読がメインのゲームとなっています。

ゲーム内容は誰でもできるような簡単なものばかりで、繰り返し問題を解くことで脳を活性化させるという狙いがあります。1日数分のゲームで効果的に脳トレができるため、ちょっとした隙間時間があればトレーニング可能という気軽さも人気のひとつです。

Amazonの★の数とレビュー数

監修の川島教授の紹介

川島隆太(かわしまりゅうた)氏は、千葉県出身の医学博士。東北大学加齢医学研究所で教授を務めており、ヒトの脳活動の仕組みの解明・研究と応用、認知症患者の脳機能の回復、高齢者の認知症の予防または脳機能の改善などを専門としています。

研究成果のひとつである学習療法をわかりやすく実践した脳トレは幅広い世代に受け入れられ、著書やゲームなどで一大ブームとなりました。

脳トレは物忘れに効果があるのか、根拠を紹介

川島教授の研究成果のひとつが学習療法で、簡単な「計算」や文章の「音読」が脳に効果的なトレーニングであると実証されています。これによると、脳機能のトレーニングには簡単な計算をスピーディーに解く、声に出して文章を読むといった行動が有効とされており、これらの行動前後では記憶力が2~3割アップしたというデータがあります。

Amazonのレビューでは「知識吸収になる」などのゲームとして楽しいという意見から、「初日が脳年齢62歳、3日目が45歳」といった、効果がありそうな意見までさまざま。

スコットランドにあるアバディーン王立病院のロジャー・スタッフ氏およびアバディーン大学の共同研究による報告では、「パズルを解いても知力の低下は防げない」との結果を発表しています。

結局、脳の血流が活性化しているだけにすぎず、認知機能の低下の始まりを遅らせることしかできないということ。脳トレが物忘れ対策・認知症予防に効果的とは言い切れないのです。

とはいえ、自身の脳年齢がどれくらいかを常に把握するのは、今後の対策を練るうえでは有効。認知機能の状態に合わせた対策を行うことが、なにより重要です。