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物忘れ対策と緑黄色野菜

ここでは、物忘れ対策の一つとして緑黄色野菜の摂取についてご紹介します。緑黄色野菜に含まれるビタミンCやビタミンEには、脳の働きに良いとされる強い抗酸化作用があります。また、ビタミンBの一種である葉酸には、アルツハイマーのリスク要因ともなるホモシステインを抑える働きがあるとも言われています。物忘れが気になり始めた方には、いずれも要注目の成分です。

緑黄色野菜

物忘れ対策と緑黄色野菜

緑黄色野菜とは

「緑や黄色など、色の濃い野菜のことを緑黄色野菜と呼ぶ」と思い込んでいる人もいるようですが、そうではありません。厚生労働省の定義によると「原則として過食部100gあたりのカロテン含有量が600μg以上ある野菜」のことを緑黄色野菜と言います。
緑黄色野菜に含まれない野菜のことを淡色野菜(その他の野菜)と呼びますが、色によって区別されているわけではなく、あくまでもカロテン含有量が基準となっていることを理解しておきましょう。

代表的な緑黄色野菜

私たちが普段から食しているメジャーな野菜のうち、緑黄色野菜に含まれている野菜は、たとえば次のようなものです。

大根やカブは葉も捨てずに食べよう

大根やカブの場合、葉の部分は緑黄色野菜です。一方で実の部分は淡色野菜(その他の野菜)です。メインとなる実よりも、サブとなる葉のほうが栄養価は高い、ということです。大根やカブを食べる場合には、葉を捨てずに一緒に調理して食べるようにしましょう。

物忘れ対策と緑黄色野菜に関連する口コミ

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物忘れ対策と緑黄色野菜に関連するエビデンス情報

物忘れ対策と緑黄色野菜との関連を示唆する研究論文は、探せばたくさん見つかります。以下、緑黄色野菜が持つ高い抗酸化力、および豊富に含まれる葉酸をテーマに、認知機能との関連を示した論文を抜粋してご紹介します。

動物実験では抗酸化物質、特にビタミンEが酸化ストレスや炎症から脳を守ることは多くの報告で示されている。しかし、実際に人で認知症を予防できるかどうかについては結論は得られていない。抗酸化ビタミン類の食事からの摂取については、例えばビタミンC、E摂取はアルツハイマー病の発症を予防するという報告がある一方で、中年期にβカロテン、フラボノイド、ビタミンE、Cを食事から多く取っていても、更年期の認知症を予防できないとする報告もある。

引用:「認知症の要因と予防」(名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 第7号 2015年)
https://www.nuas.ac.jp/IHN/report/pdf/07/02.pdf

またホモシステインはアルツハイマー病の危険因子のひとつとされている。葉酸が欠乏すると、ホモシステインからメチオニンへの代謝が低下し、血中のホモシステイン濃度が高くなる。このため葉酸欠乏が認知機能低下や認知症の要因となる可能性がある。実際に赤血球中の葉酸濃度を指標にして判定した葉酸欠乏症が認知症のリスクになることが報告されている。また葉酸摂取量が多いとアルツハイマー病のリスクが下がるとの報告もある。

引用:「認知症の要因と予防」(名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 第7号 2015年)
https://www.nuas.ac.jp/IHN/report/pdf/07/02.pdf

【まとめ】緑黄色野菜で毎日の食卓を彩りましょう

緑黄色野菜には、物忘れや認知症に良いとされる成分のほかにも、心身の健康に貢献するたくさんの成分が含まれています。野菜離れが叫ばれて久しい昨今ですが、あらためて野菜、特に緑黄色野菜のパワーを再確認し、毎日の食卓を彩るようにしたいものです。